院長・スタッフ紹介

センター南デンタルクリニック
院長のご紹介

院長吉竹絵里の笑顔の画像|センター南デンタルクリニック

センター南デンタルクリニック
院長 吉竹 絵里

  • 2008年
  • 昭和大学臨床研修 修了
  • 2012 年
  • 昭和大学歯周病学講座 退職
  • 2012~
    2024 年
  • 都内、神奈川県内歯科医院にて勤務
  • 2025年
  • センター南デンタルクリニック 開業

所属学会・論文

  • 日本歯周病学会
  • Lipoproteins of Actinomyces viscosus induce inflammatory responses through TLR2 in human gingival epithelial cells and macrophages.
  • 【Journal】Microbes and infection. 2012 Sep;14(11);916-21. doi: 10.1016/j.micinf.2012.04.015.
  • 【Author】Eri Shimada, Hideo Kataoka, Yasushi Miyazawa, Matsuo Yamamoto, Takeshi Igarashi
  • Actinomyces viscosusのリポタンパク質は、ヒトの歯肉上皮細胞およびマクロファージにおいて TLR2 を介して炎症反応を誘発します。

アメリカでの生活と父の存在が
歯科医師になるきっかけ

院長が幼少期住んでいたアメリカのイメージ画像|センター南デンタルクリニック

私は幼い頃に、アメリカで生活をしていました。幼心に驚いたのは、クラスメイトの半数近くが矯正治療を受けていたことです。アメリカでは、矯正治療やホワイトニングが定着しており、私にとって矯正治療は身近な存在となっていました。帰国後には私自身も矯正治療を受け、より歯の重要性を深く感じるようになりました。 高校生の頃には、医師である父のように「人から感謝される仕事」に自然と惹かれ、医療系への進学を考えるようになっていました。 幼き頃の経験と父の存在が、歯科医師を目指すきっかけとなったのです。

私は幼い頃に、アメリカで生活をしていました。幼心に驚いたのは、クラスメイトの半数近くが矯正治療を受けていたことです。アメリカでは、矯正治療やホワイトニングが定着しており、私にとって矯正治療は身近な存在となっていました。帰国後には私自身も矯正治療を受け、より歯の重要性を深く感じるようになりました。 高校生の頃には、医師である父のように「人から感謝される仕事」に自然と惹かれ、医療系への進学を考えるようになっていました。 幼き頃の経験と父の存在が、歯科医師を目指すきっかけとなったのです。

細菌研究の専門性を
歯周病治療と予防に活かす

拡大鏡で治療を行っている院長の画像|センター南デンタルクリニック

歯周病は、日本人の約8割がかかっていると言われています。この病気は、虫歯とは異なり痛みが出にくいため、自覚しにくいのが特長です。そのため、静かに進行し、気付いたときには重症化してしまうことも少なくありません。「なぜ日本人の間に歯周病がこれほど広がっているのか」私はそんな疑問を抱き、歯周病に強い関心を持つようになりました。

その答えを求めて、昭和大学大学院の歯周病学科へ進学。口腔内の細菌が、どのように免疫細胞へ影響を与えるのかを研究していました。現在、その経験を歯周病治療や予防へ大いに役立てています。

歯科医師として、医学的な根拠(エビデンス)を理解することは欠かせないものです。患者さまの歯とお口の健康を守る専門家として、最新の論文や研究を学び続けて知識や技術を磨き、常にアップデートしていく必要があります。患者さまが健やかな生活を送れるように、これからも研鑽を重ね、歯とお口の健康を守るサポートに努めていきます。

研究と発表の連続が
今の私へと育ててくれた

顕微鏡で細菌研究を行っているイメージ画像|センター南デンタルクリニック

大学院では、研究の結果を求められるプレッシャーの中、毎日試行錯誤しながらも先生方のご協力によって、国内海外をとわず数多くの学会発表を経験させていただきました。中でも、直接ご指導くださった口腔微生物学の先生と発表できたことは、私の研究生活の中でも特に印象深い経験です。

診療を通して、患者さまに感謝いただけることはもちろん歯科医師冥利に尽きるものです。しかし、先の見えないゴールへ向かい、苦労を重ねてたどり着いた研究での達成感。これは、診療とはまた違う特別なものです。この経験を基に、これからも患者さまに最善の治療を提供していきたいと考えています。

心に寄り添い
共感する診療を大切に

患者さまに模型で説明を行っている院長の画像|センター南デンタルクリニック

私が診療で大切にしているのは、「心に寄り添い、共感すること」です。来院される患者様の多くが、歯に悩みや不安を抱えていらっしゃします。どんな小さなことでも、遠慮なくお話しいただければと思います。また、安心して治療を受けて頂けるように、麻酔や治療の痛みを少なくするように心がけています。

ある患者さまから、「先生は優しいわね。麻酔中も声をかけてくれるなんて初めてよ。安心して通えそうだわ。歯医者が苦手な人も、先生に会ったら考え方が変わるんじゃないかしら」とのお言葉をいただいたことがあります。この言葉は私にとって大きな励みとなり、歯科医師としてのやりがいを改めて感じさせてくれました。

診療を重ね信頼関係が築かれると、患者さまがご家族や趣味のお話をしてくださることも増え、自然とお互いに笑みがこぼれる瞬間があります。こうした心のつながりは、私にとってかけがえのないものです。

歯科医療は保険診療や自費診療といった枠組みにとらわれがちです。しかし、患者さまと心の交流を重ねる中で、「患者さまの人生に寄り添い、共感すること」が医療の本質だと痛感しています。これからも共感力を大切にしながら、一人ひとりに寄り添った診療を行っていきたいと考えています。

ページTOP