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【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え

全体レントゲン画像|【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え|センター南デンタルクリニック

2025.06.17

治療内容

作成した入れ歯が合わなかった事による入れ歯の再作成

期間 短期間
治療回数 3回
1回目:レストの形を整えてから入れ歯の型取り、かみ合わせの位置を記録
2回目:完成した入れ歯の調整
3回目:入れ歯の調整
*入れ歯の調整は、複数回かかることがあります。
費用(施術当時の料金) 88,000円(税込)
*保険適応外となります。

治療前の状態・主訴

患者様は、『半年ほど前に作成した保険の入れ歯が合わない』との症状で来院されました。

保険の入れ歯はバネが金属なので、見た目が気になり、使用していないとのことでした。

保険の入れ歯の写真がこちらになります。

保険の入れ歯写真|【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え|センター南デンタルクリニック

左:ストッパー(レスト)が、入れ歯の沈み込みを防ぎます。

右:バネ(クラスプ)は細いワイヤーです。

 

ワイヤータイプのバネは細く緩みやすいため、調整が必要です。

また、プラスチックの部分は、歯ぐきとの間に隙間があると食べ物がつまりやすくなります。

その場合、プラスチック部分の修理が必要になります。

治療詳細

まず、レントゲンの撮影を行い、両隣の歯の状態を診断します。

レントゲン画像がこちらになります。

レントゲン画像|【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え|センター南デンタルクリニック

つづいてお口の中の検査(歯周ポケットの深さ、歯の揺れ)を行います。

隣り合う歯に虫歯がある場合、先に修復する必要があります。

隣り合う歯が重度の歯周病の場合、抜歯となる可能性もあります。

治療後の様子

治療後は、入れ歯がガタガタすることがなくなり、見た目も良くなりました。

隣り合う歯に問題はありません。

画像がこちらになります。

治療後画像|【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え|センター南デンタルクリニック

 

主な副作用・リスク

・歯のない部位によっては、ノンクラスプデンチャーが適切ではない場合もあります。

・咬む力が強い場合、プラスチックのバネが破損することがあります。その際は、強度を重視した金属のプレートを使用した入れ歯を勧める場合があります。

・使用していくうちに、プラスチックのバネが広がって緩くなっていきます。

入れ歯をご検討の方はノンクラスプデンチャーがおすすめです

 

今回は、ノンクラスプデンチャー装着の症例についてご紹介させていただきました。ノンクラスプデンチャーの特徴には以下のような点があります。

 

1. 見た目が自然である

ノンクラスプデンチャーは、見た目が気になる場合におすすめする入れ歯です。

金属のバネ(クラスプ)がなく、歯ぐきに似たピンク色でできているため、見た目が自然です。

 

2.お口にフィットして痛くない

薄くて柔軟な樹脂を使用しており、口の中にぴったりとフィットします。

従来の入れ歯よりも装着感がよく、長時間使用しても痛みが少ないのが特徴です。

ノンクラスプデンチャー画像1|【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え|センター南デンタルクリニック

3.健康な歯への負担が少ない

従来の入れ歯は、金属のバネを健康な歯に引っかけて固定するため、歯に過度な負担がかかる可能性がありました。

ノンクラスプデンチャーは、歯ぐきや歯にフィットして他の歯への負担を最小限に抑えることで快適さに優れています。

 

4.手術が必要ない

手術が不要なため、身体への負担を抑えたい方、痛みを伴う治療が苦手な方でも安心です。

ノンクラスプデンチャー画像2|【症例】 保険適応の入れ歯をノンクラスプデンチャーに作り替え|センター南デンタルクリニック

上記のメリットより、ノンクラスプデンチャーをおすすめしております。

当院では、様々な症例に対応しております。

もし、入れ歯のお悩みや質問などがございましたら、お気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

 

センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里

 

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