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【症例】外れてしまった前歯の差し歯をジルコニアセラミックで修復
2025.11.01
症例
歯科材料の選択について 近年、従来のセラミックと比べて、10倍の硬さを持つ「ジルコニア」が注目されています。 金属と比べられるほど高強度であり、従来のセラミックよりも「割れにくい」のが特徴です。 また、金属のように歯ぐきが黒く変色することはありません。 銀歯は、虫歯の原因菌が作る酸に弱く、歯と銀歯の間に隙間ができていきます。 その隙間から細菌が侵入すると虫歯が再発してしまいます。 一方ジルコニアは、虫歯の原因菌が作る酸に強く、虫歯が再発しにくい材質です。 今回の症例では、表側は『美しさ』を重視してセラミックに、裏側は『強度』を重視してジルコニアを使用しています。また、一度折れてしまった前歯を2本繋げることで、破損や脱離を防止しています。 センター南デンタルクリニックでは、患者様からのご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。ご理解し、納得された上で治療をすすめてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療

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2025.10.22
お知らせ
こんにちは。センター南デンタルクリニックです。 2025年11月の休診日についてお知らせいたします。 【11月の休診日のご案内】 センター南デンタルクリニックでは、火曜日、土曜日、祝日は休診日となっております。 11月1日(土曜日) 11月3日(月曜日※祝日) 11月4日(火曜日) 11月8日(土曜日) 11月11日(火曜日) 11月15日(土曜日) 11月18日(火曜日) 11月22日(土曜日) 11月23日(日曜日※祝日) 11月24日(月曜日※祝日) 11月25日(火曜日) 11月29日(土曜日) 診療時間外の診療について 診療時間外での診療をご希望の場合は、事前にご相談いただければ、できる限り対応させていただきます。 ご相談については、必ず事前にお電話にてご連絡をお願いします。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 TEL:045-511-8312 どうぞよろしくお願いいたします。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹 絵里

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2025.10.19
症例
定期検診による早期発見の重要性 今回の患者様の前歯は、以前に神経を取り除き、金属の土台を使った差し歯でした。 金属の土台は硬く、太いものを使用すると薄くなった歯根に過剰な力が加わった時、歯が割れてしまう事があります。一度歯根が破折してしまうと、修復することができず、抜歯となってしまうことがほとんどです。 今回の場合、定期検診による早期発見により境目からの虫歯が大きくなかったため、歯質を比較的残すことができました。また、土台の金属が薄かったため、再度差し歯を作り変えることができました。 このように、定期的な検診でお口の中を細かくチェックすることが、歯を長く守ることにつながります。 センター南デンタルクリニックでは、患者様からのご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。ご理解し、納得された上で治療をすすめてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療 センター南デンタルクリニック|虫歯治療・根管治療

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2025.10.18
症例
プラスチック(コンポジットレジン)のメリット・デメリット 今回はプラスチックからセラミックへ変更した症例をご紹介しましたが、一般的に歯の修復治療を受ける際、「保険適応か、保険適応外か」を考えて選択される患者様が多いです。現在、歯科材料は多様化しており、《保険=銀歯、保険適応外=セラミック》のような従来の考え方には当てはまらなくなってきています。 保険適応のプラスチック(歯科用コンポジットレジン)の材料も選択肢の1つです。プラスチックには以下のようなメリットがあります。 メリット① 保険が適応される 前歯の歯と歯の間によく使われてあり、虫歯の大きさによっては1回で治療が完了することがあります。数種類の色から一番近い色を選んで使用しています。 しかし、以下のようなデメリットもあることを理解しておく必要があります。 デメリット① 歯垢が付きやすい 表面は凸凹しているため歯垢がたまりやすく、歯との段差から二次的に虫歯が再発しやすいと言われています。 デメリット② 経年的に劣化し、変色していく 水分を吸収するため、唾液(つば)によって劣化していき、変色します。 デメリット③ 耐久性が非常に低い 奥歯の噛む力がかかる部位では比較的短期間に再治療になってしまうことが多いです。 プラスチックにはこのような特徴があります。虫歯の大きさや場所、治療に求める優先順位によって、適した材料は変わってきます。それぞれの材料の特性を理解した上で、患者様に合った選択をすることが重要です。今回の症例では、虫歯の再発を防ぐためにセラミックを選択されました。 センター南デンタルクリニックでは、ご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。ご理解し、納得された上で治療をすすめてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療

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2025.10.07
症例
安心して治療を受けていただくために 銀歯で修復した場合のデメリットについてご説明します。 ①経年的な劣化 歯は、歯ぎしりなどによって徐々にすり減っていきます。 銀歯と歯の間に段差が生じると、隙間から細菌が侵入し、虫歯が再発してしまいます。また、その隙間から水分が入ると、セメントが溶けてしまい、銀歯が外れることがあります。 ②銀歯の適合性の低さ 「銀歯」は、銀50%、パラジウム20%、金12%や銅や亜鉛といった金属が合わさった合金になります。 歯と銀歯の間に段差があると、歯垢がたまりやすく、虫歯だけでなく歯周病の再発にも関わってきます。 ③金属アレルギー 唾液(つば)の影響で、金属の成分が溶け出します。銀歯は、イオン化してアレルギーを発症するリスクの高い金属です。 口内炎がよくできたり、舌がピリピリ痛んだりすることが多いです。また、唇や口角が腫れたり、手足の裏に水ぶくれができたり、様々な症状がみられます。 金属アレルギーの検査は皮膚科でパッチテストを受けて原因となる金属を特定します。結果によっては、詰め物を外して交換する必要があります。 現在、歯科用のプラスチックとセラミックの粉末から作るCADCAM冠は金属アレルギーの心配がない保険適応の材質として注目されています。 ただし、他の素材と比較しても強度が弱く、セラミック(保険適応外)の半分程度の強度です。削れて噛み合わせが低くなったり、割れたりするリスクがあります。また、強度を上げるために歯を多く削る必要があります。 今回の症例のように、セラミックで修復した場合のメリットやデメリットを以下にまとめました。 メリット ①適合性に優れている 適合性が良いセラミックは「硬さ」が自分の歯と近く、隙間が生じにくい特徴があります。また、接着性セメントで装着しているため、セメントが溶けることはありません。 メリット②歯垢が付着しにくい 表面は歯垢が付着しにくくなめらかで、虫歯や歯周病が再発するリスクを抑えることができます。 デメリット ①歯ぎしりや食いしばりで割れることがある 強度を重視される部位にはジルコニアをおすすめします。また、ナイトガードやマウスピースの使用も推奨しています。 デメリット②治療費用が高い 保険診療に比べると治療費用が高くなります。 センター南デンタルクリニックでは、患者様からのご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。ご理解いただき、ご納得された上で治療をすすめてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療

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2025.09.29
お知らせ
こんにちは。センター南デンタルクリニックです。 2025年10月の休診日についてお知らせいたします。 【10月の休診日のご案内】 センター南デンタルクリニックでは、火曜日、土曜日、祝日は休診日となっております。 10月4日(土曜日) 10月7日(火曜日) 10月11日(土曜日) 10月13日(月曜日※祝日) 10月14日(火曜日) 10月18日(土曜日) 10月21日(火曜日) 10月25日(土曜日) 10月28日(火曜日) 診療時間外の診療について 診療時間外での診療をご希望の場合は、事前にご相談いただければ、できる限り対応させていただきます。 ご相談については、必ず事前にお電話にてご連絡をお願いします。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 TEL:045-511-8312 どうぞよろしくお願いいたします。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹 絵里

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2025.09.22
症例
快適な入れ歯を選ぶために 金属床を用いた義歯のご紹介 プラスチック製の入れ歯(保険適応)を使用されていましたが、しゃべりにくく、安定感がないため噛みにくいといった悩みはとても多いです。新しく作成した入れ歯は、金属のプレートとバネを一体化させていることで安定感が増し、強度に優れています。また、上顎に金属が接することで、食事の際に温度の変化を感じることができます。 センター南デンタルクリニックでは、患者様からのご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。ご理解し、納得された上で治療を進めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療

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2025.08.27
お知らせ
こんにちは。センター南デンタルクリニックです。 2025年9月の休診日についてお知らせいたします。 【9月の休診日のご案内】 センター南デンタルクリニックでは、火曜日、土曜日、祝日は休診日となっております。 9月2日(火曜日) 9月6日(土曜日) 9月9日(火曜日) 9月13日(土曜日) 9月15日(月曜日※祝日) 9月16日(火曜日) 9月20日(土曜日) 9月23日(火曜日) 9月27日(土曜日) 9月30日(火曜日) 診療時間外の診療について 診療時間外での診療をご希望の場合は、事前にご相談いただければ、できる限り対応させていただきます。 ご相談については、必ず事前にお電話にてご連絡をお願いします。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 TEL:045-511-8312 どうぞよろしくお願いいたします。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹 絵里

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2025.08.27
ブログ
こんにちは、センター南デンタルクリニック院長の吉竹です。 今回は「被せ物がぐらつく」ことから来院された患者様の症例をもとに、歯の穿孔とMTAセメントによる歯の保存治療について解説します。 実際の症例写真やレントゲン写真を用いて、穿孔の発見から治療完了までの流れを詳しくご紹介します。 穿孔とは 穿孔とは、何らかの原因によって根管内と歯根の表面が交通してしまうことをいいます。 つまり、歯に本来開いてはいけない穴が生じた状態を指します。 発生原因は主に以下の3つです。 ①重度の虫歯 虫歯が進行し歯質が大きく失われた結果、歯に穴が開きます。 ②歯根吸収 歯の組織が溶けて穿孔が生じます。 ③医原性 根管治療中の器具操作ミスにより起こります。 穿孔は術前のCTやレントゲンで発見される場合もあれば、治療中に判明する場合もあります。従来の治療では穿孔が見つかると抜歯が選択されるケースがほとんどでした。 穿孔部の封鎖などに用いられるMTAセメント MTAセメントとは、1993年に米国で開発された歯科用の水硬性セメントです。 強アルカリ性(PH12)で強い殺菌作用をもち、口腔内のような水分の多い状態でも硬化する性質を持っています。 海外では、穿孔部の封鎖など様々な臨床応用が認められており、本来であれば「抜歯」と考えられる場合も保存することが可能になってきています。 穿孔した部位をMTAセメントで修復することで、抜歯を回避できるかもしれないことが分かってきました。 以下の文献によると、治療後12〜107カ月の評価では、86%が治癒をしたと述べてます。 参考文献: Mente J et al. Treatment outcome of mineral trioxide aggregate: repair of root perforations-long-term results. J Endod.2014 Jun;40(6):790-6 穿孔部位にMTAセメントを充填し、修復した症例 センター南デンタルクリニックで実際に行った穿孔修復治療をご紹介します。 患者様は、7年くらい前に根管治療をして被せた歯が、ぐらつくとのことで来院されました。 お口の中を見てみると、被せ物は土台から外れていました。 詳細を確認するため、口腔内エックス線写真を撮影しました。 実際に、歯の中央部分が大きく穿孔していました。 歯が薄くなった部位に亀裂が入り、そこから虫歯が広がったと考えられます。 通常は、穿孔があれば「抜歯」となることが多いです。 しかし、患者様は、なるべく抜歯せずに自分の歯を残したいと希望されていたため、MTAセメント充填を行うことと致しました。 まず、穿孔部分をMTAセメントで充填し、根管治療を開始しました。こちらは根管治療を終了したときの口腔内エックス線写真です。 土台にはプラスチックを充填し、仮歯を装着しました。 仮歯で経過を観察し、被せ物を装着しました。 被せ物を装着後、腫れや痛みはなく状態は安定しています。 治療内容 MTAセメントで穿孔した部位を充填し修復した治療 期間 2ヶ月~4ヶ月 (根管治療の回数などにより変わります) 治療回数 4回 (根管治療の回数などにより変わります) 費用 MTAセメントの充填 20,000円(税込) ※根管治療、仮歯、土台や被せ物の治療費用は、別途かかります。 主な副作用・リスク ・虫歯や穿孔の状態によっては、抜歯になることがあります。 ・被せ物を装着した後、噛み合わせの高さや形態が合わず、違和感がでる場合があります。 ・時間が経過してから二次的の虫歯ができるリスクがあります。 MTAセメント治療で大切な歯を残す選択を センター南デンタルクリニックでは、穿孔部があっても、いきなり抜歯の選択をするのではなく、ご自身の歯をどう残すかを考えることが重要だと思っています。従来の治療では、歯の神経を取らなければならなかったり、抜歯をしなければならなかったりするケースがありました。しかし、MTAセメントを使うことで、ご自身の歯が残せるかもしれません。 ただし、MTAセメントは、完全に予後を保証するものではありません。 処置を確実に行うためには、穿孔部が明視下にあることが絶対条件とされています。 また、以下のようなケースでは結果的に抜歯に至ることもあります。 ・穿孔部の範囲が広くて封鎖に限界がある場合 ・確実な止血ができない場合 なお、MTAセメントによる穿孔修復の治療費用は、保険適用外のため20,000円(税込)となります。費用についてはあらかじめお含みおきください。 患者様のご要望に対応できるよう様々な選択肢を提示し、メリットやデメリットをご説明致します。お気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹 絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|根管治療

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【症例】プラスチックで繰り返し治療した前歯をセラミッククラウンで修復
2025.08.19
症例
繰り返すプラスチック修復からセラミック治療への移行 プラスチックは強度が弱いため、今回の患者様のように、度重なるプラスチックでの修復では限界を迎えてしまうことがあります。 先端が大きく欠けてしまった場合は被せ物で修復することをおすすめします。 また、写真には写っていませんが、奥歯は上下ともに入れ歯を使用されています。 入れ歯では食べ物を噛み砕くことが難しく、どうしても前歯で噛むように食事をされているとのことでした。 これも前歯の欠けを繰り返す原因の一つと考えられます。 患者さんとご相談の上、奥歯の入れ歯についても今後治療を進めていきます。 セラミックを作成するには、様々な方法があります。 今回の場合、高温に加熱したガラスセラミックをプレスし、さらに上からセラミックを築盛して色調を再現しています。写真と模型をもとに、歯科技工士には再現性の高い被せ物を作成していただくようお願いしております。 センター南デンタルクリニックでは、患者様からのご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。 ご理解とご納得された上で治療を進めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療

