セラミック治療
セラミック治療
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【症例】プラスチックで繰り返し治療した前歯をセラミッククラウンで修復
2025.08.19
症例
繰り返すプラスチック修復からセラミック治療への移行 プラスチックは強度が弱いため、今回の患者様のように、度重なるプラスチックでの修復では限界を迎えてしまうことがあります。 先端が大きく欠けてしまった場合は被せ物で修復することをおすすめします。 また、写真には写っていませんが、奥歯は上下ともに入れ歯を使用されています。 入れ歯では食べ物を噛み砕くことが難しく、どうしても前歯で噛むように食事をされているとのことでした。 これも前歯の欠けを繰り返す原因の一つと考えられます。 患者さんとご相談の上、奥歯の入れ歯についても今後治療を進めていきます。 セラミックを作成するには、様々な方法があります。 今回の場合、高温に加熱したガラスセラミックをプレスし、さらに上からセラミックを築盛して色調を再現しています。写真と模型をもとに、歯科技工士には再現性の高い被せ物を作成していただくようお願いしております。 センター南デンタルクリニックでは、患者様からのご相談に対して様々な選択肢を提示し、治療のメリットやデメリットをしっかりとご説明しております。 ご理解とご納得された上で治療を進めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療
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【症例】ジルコニアセラミックによる前歯の審美的な改善を目的とした治療
2025.07.25
症例
強度と美しさを兼ね備えたジルコニアセラミック治療 今回の患者様のケースでは、前歯の噛み込み(被蓋)が深いことから、セラミックでは割れてしまうリスクがあると考え、強度も優れたジルコニアセラミックにて修復することになりました。 従来のセラミックは、「陶器」に使用され、自分の歯よりも硬いが、割れやすい性質があります。 そこで、従来のセラミックと比べて10倍の硬さを持つ「ジルコニア」が注目されています。 ジルコニアセラミックの特徴は、次のとおりです。 ・審美性に優れている 透明感があり、患者様の歯の色に合わせやすい特徴があります。また、金属のように歯ぐきの変色を引き起こすことはありません。 ・強度や耐久性が高い 金属と比べられるほど高強度であり、セラミックよりも割れにくいのが特徴です。前歯だけでなく奥歯にも使用されています。 ・虫歯の再発を防止する 虫歯の原因菌は、糖質を栄養として増殖し、酸を作り出します。 金属は酸に弱く、歯との間に隙間ができることから、二次的にその隙間から虫歯が再発してしまいます。 ジルコニアは、酸に強く、経年劣化しにくいので、虫歯が再発しにくいとされています。 ・身体に優しい 銀歯は、数年で口の中で酸化し、虫歯の再発以外に、歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーを誘発します。(日本の銀歯に含まれる金銀パラジウム合金は、その危険性によりスウェーデンやドイツでは歯科治療への使用が一部禁止されています。) ジルコニアは、金属を使わないので、妊婦さんやお子様、金属アレルギーの方でも安心して使用できる素材です。 ・幅広い歯科治療に使用できる ジルコニアで可能な歯科治療は多岐にわたり、詰め物・被せ物だけではなく、入れ歯・インプラントなどにも使用できます。 今回の症例ではこのようなジルコニアセラミックの特性により、従来見られた歯肉の黒ずみが解消され、磨き残しが起きにくく、適合の良い被せ物を装着できました。 なお、ジルコニアセラミックの保証期間については、装着してから3年間となっております。 治療の内容などご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 皆様のご来院をお待ちしております。 センター南デンタルクリニック 院長 吉竹絵里 こちらもご参照ください。 センター南デンタルクリニック|セラミック治療